お仕事紹介

【仕事の概要】

最新鋭の旅客機に使用される「主翼」の組立作業をお任せします。

扱う素材は、鉄よりも強くアルミよりも軽い最先端素材「炭素繊維複合材（カーボン）」プラモデルを非常に精巧に、大きくしたようなイメージで、チームと協力しながら飛行機の翼を完成させていく仕事です。

≪リベット打ち（構造組立）≫

～翼の骨格をつなぎ合わせる～

ドリルで正確に穴をあけ、「リベット」と呼ばれる航空機専用の留め具（ピンのようなもの）を打ち込み、パネルと骨組みを強固に固定します。

ここがポイント： 一般的なネジ締めとは違い、一度打ったら外れない永久固定です。職人技が光る、航空機製造の醍醐味です。

≪ シーリング（機密・防水処理）≫

～機体を守るバリアを張る～

部材と部材の継ぎ目や、リベットを打った場所に、専用のペースト状の材料（シーラント）を塗布します。

【未経験の方へ：シーリングとは？】

お風呂場のタイルの隙間にあるゴムのような素材を見たことはありますか？役割はあれと同じです。

上空1万メートルは気圧も低く、雨風も激しい過酷な環境。そこから機体を守り、燃料漏れや空気漏れを防ぐための「コーキング（隙間埋め）」作業です。

ヘラや筆を使って、ケーキのクリームを塗るように丁寧に仕上げる繊細な作業です。

≪ 擬装（ぎそう／システム取り付け）≫

～翼に命を吹き込む～

組み上がった翼の内部に、配管（パイプ）や配線（ケーブル）、センサー類を取り付けます。

【未経験の方へ：擬装とは？】

少し難しい言葉ですが、簡単に言えば「家の内装工事」や「人間に血管や神経を通すこと」に似ています。

ただの炭素繊維の塊だった翼に、電気を通し、油圧パイプをつなぐことで、フラップ（動翼）が動くようになり、初めて「飛行機の機能」を持ちます。

図面を見ながら、パズルのように部品を所定の位置に取り付けていく面白い工程です。

◆この仕事の魅力・やりがい

最先端の「カーボン」に触れる

現在主流になりつつある炭素繊維（CFRP）は、真っ黒で美しく、非常に軽量です。従来の金属加工のような油まみれの現場とは異なり、比較的クリーンな環境での作業が多いのも特徴です。

 自分の仕事が「空を飛ぶ」感動

空港やニュースで、自分が携わった機種が飛んでいる姿を見た時の感動は言葉にできません。多くの人の旅や物流を支える、社会貢献度の高い仕事です。

 一生モノの技術が身につく

「穴をあける」「隙間を埋める」「配管をつなぐ」。一つひとつはシンプルですが、航空機レベルの精度を求められるため、極めればどこでも通用する高い技術力が身につきます。

◆求める人物像

・モノづくりに興味がある方（プラモデルやDIYが好きな方は天職です！）

・コツコツと丁寧に作業を進めるのが好きな方

・チームワークを大切にできる方

※工場経験・製造経験は問いません。 「シーリングって何？」「リベットって？」という未経験の状態からスタートした先輩が多数活躍しています！

名鉄築港線「東名古屋港駅」より徒歩3分 ※駅の改札を出てすぐが工場の入り口です。

名古屋市内からのアクセスも良く、通勤しやすい立地です。

車通勤可能

※日勤のみ

8:00～17:00

休憩60分

通勤交通費支給【マイカー通勤可能】

社会保険

有給休暇制度あり

制服貸与

前借金あり

寮・社宅完備
入居費用0円【※月額の寮費は、発生致します。】
家具・家電付など生活備品付き

毎月末締めの翌月28日支払い